流れ続けるのは、唄。/
狠志
久しぶりに聴いた唄は、声は。
そのゆっくりなリズムと一緒に。
僕の胸を打つ。
とん、とん。
打たれる度に思い出す。
思い出させてくれる。
幸せのリズムを。
その唄に、声に。
満たされた時。
幸せの内っ側に。
僕は居る。
4分、5分くらいかな。
唄は終わる。
思いでも、ふっと消える。
今、僕は唄を聴こうとしてる。
久しぶりじゃなく。
ただ、好きな唄を、声を。
いつか、満たされる。
気がして。
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