農家切り捨て論のウソ、の嘘/はらだまさる
 
げて、数字だけで物事考えることの恐ろしさをわかってないんじゃないのかしら?勿論、この資本主義の社会では数字も大切だ。お金がないと生きていく方法を知らない人が多いから、仕方ないのかも知れない。だけど、この教授の意見に賛同してる人達は、もう一度真剣に「何を食べて生きていたいか」を考えてみて欲しいと思った。

農業とお金のことは確かに考えさせられる問題ではあるし、濡れ手で粟の兼業農家の方が居たのも事実だろう。日本の農を考える上で、ある一面ではこういったこともあるのだろうし、事実として認識すべき点ではあると思う。でも、それ以前にそういう経済力で農家の人々の健全な魂を骨抜きして、圧迫したのは誰だ?そして
[次のページ]
戻る   Point(16)