スピカ/黒山羊
いつも変わらず 君を思い続けるのは 辛いから
一番汚いところを 情けないところを 見せてくれないか
幻滅で消えるような想いなら 要らないから
君を滝のように浴びたいんだ
どうしようもなく好きだから
ひとりで燃え続けるのは寂しいから
いっそ弾けさせて欲しいんだ
最初は小さな火で ただ君を温めたかった
気付けば僕の血は 君を想う火で満たされていた
君の暗闇に触れることは きっと僕を変えるだろう
花のような灯りの下の 燭台が見たいんだ
君の灯りに触れたことで 僕は変わったから
眩い君だけを好きになるのは 嘘だと思うから
吐き出した水を 浴びせてくれないか
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