冬待ち空/がんも
 
冬を待つ秋の夜空は冷たくて遠い
冷えた思考は昼間を忘れ
誰かを想う ただそれだけで

思い出すのは笑顔と感情
嬉しいと笑うあなたを感じ
嬉しいと思い私は笑う
春夏秋冬の季節はなくて
思いは常に暖かくて

怒鳴りあったこともある
怒り呆れたことは忘れない
けれどそれでも回想すれば
私が好きなあなたの笑顔は
必ず最初に現れる

冬を待つ秋の夜空は冷たくて遠い
あなたを思い全てを忘れ
笑顔の感情を作らせて
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