柩/___
 


目ざとく

寝床、




揉み解されたアクロフォニー、破片の末裔、
コロナという
舌の
ない饒舌な 
全点凍結の両の手に さえぎる

カノプス壺のなか 
生えつつある毛の金融点-

軌道が
けとばす
周回遅れの宇宙
開腹をする、それなのに
貴いようにされてしまって。





明日、離ればなれを。不能に、
天にされない
舌たち、

あばた、
どちらのあの燕、無を、
舌にされない、
爪にまで昇るブドウのあどけなさ、粒だちの、内側に
掛けられた
無、

どちらの無(からしのくちびる、、(ツタノハガイ、固められた

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