A PARK IN THE LIFE/白川水
 
右 左

僕等は決して釣り合わないシーソーに乗っかり

不安定な律動の上で不安がりながら揺れ戯れる

一つには成れない自然のジレンマ,奪うことを肯定する人間のカルマ

軋む遊具の不協和に身を預けながら、まだ誰の手にも汚されていない大空のパレットを想い眺める

普遍的な斥力は今も其の公園全体を剥ぎ歪めてる

子供の僕等はその錯覚を心の裡に押し込め

誰かが創った神様をずっとずっと、信じてた…





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