母なる温もり/
Rinka
暗闇の中、声を押し殺して泣いた。
誰にも聞かれないように。
誰にも知られないように。
けど、本当は気付いてほしかったんだ。
私の苦しみ、悲しみ、辛さを。
あなたに抱き締められ
『大丈夫よ』
と、頭を撫でてもらいたかった。
安心出来る所がほしかった。
ただ…それだけ。
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