To all the waiting people/maynard
始まりは
待っていてくれる人がいるなら幸せだよ
そんな言葉だったかもしれない
いつしか
待つ人がいるなら幸せだよ
その人がたとえ来なかったとしても
信じて待てるものがあるって素晴らしい事だろ
でも今は
最後は誰もが私の元を去ってゆく
過ぎ去り行かない物は無い
俺はいったいどうなってしまったんだ
俺の知りうる最愛なる人々
全て去っていった
流れに身を任せるように
そして俺も去った
流れの無いこの空間に
壊れた思考で一杯の過ぎ去りし時間の染みの下で
俺は君達を失望させるだろう
君は優性遺伝
俺は劣性遺伝
俺は君を傷付け
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