一足先に抜け出したきみへ/udegeuneru
うに。
だけどね
きみはもともとそこにいて
ぼくはもともとここにいたんだ
僕はきみが思っているよりひどい人間なんだよ。
神様もびっくりするぐらいのね。
だからとても時間がかかるかもしれない。
三ヶ月じゃとても足りないかもしれない。
もしかしたら僕には無理なのかもしれない。
とてもこわいんだ。
見放さないで、はげましてほしい。
やさしくしてほしいんだ。
この先僕がどんな風になっても
その先々で僕を必要としてくれる人はいるはずで
だから僕が死ぬことは、まあないんだけど
2人で手をつないでここから抜け出したかったです。
それが僕らの夢だったんだろう。
書きながら何度も泣いてしまった。
きたない涙さ。
だから我慢したのさ。
本当は、おやすみの前に愛してるって言いたかったけど。
今日は布団で寝ることにするよ。
おやすみ。
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