傍にいたい/朱華
 
メールするのも
電話するのも

傷に触れないようにって
いつも距離を慎重に測って保ってた

でもどこかで繋がっていたくて
どうしても切れなかった糸

なんとなくって距離で過ごした年月
気が向いたらって取り合ってた連絡

気付いたら君は一歩踏み出してて
それはとても大きくて

嬉しいって素直に思う反面

あなたにつながるラインが増える
私の知らないラインが増える

そんな不安が広がってくの

そして確認するように思う
願ってどれくらい経つか忘れてしまったけれど
いまだに言い出せないでいるけれど

あなたの傍に居させて

ってつよくつよく



(24:傍にいたい)




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