why./
汐
宵月が、点滅する
熟したサンドウィッチに齧り付く、君の90°は
壊れる「僕、遠視だから」
頂を避けて、着信履歴、文明機器の縊れを
誘う「頬骨を、殺してよ」
後手に仇、蜜の様なバスルームで
ひとつの夜を越えたさよならが、洗いざらしの詰襟に
「とくり、と沈めばいい」
戻る
編
削
Point
(2)