流れる/美月朱恋
 
月が泣いた夜は
何故か寂しい
赤い目のうさぎは
何も言わずに餅をつく

君が泣いた後は
凄く愛しい
その小さな瞳は
僕の全てに意味を成す

流れ星 きらり
(きらり)
僕ら寄り添い
時流る
涙ひと粒 ほろり
(ほろり)
人はそれを流れ星と呼ぶ

月が泣いた朝は
何故か寂しい
青空はまるで
泣きすぎた痕みたいで

流れ星 きらり
(ほろり)
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