とべ/
砂木
いだいてくれていた
ちからがぬけていく
だれのまえにもでない
ねいろで
いとしさで
ふさいでいてくれていた
もういいよ
めをかくしてくれていた
いじのわるいてが
なきむしのように
てをふるわせる
くらやみにだって
あしたがあると
めをあけるよ
みえなくても
きょうがある
しらないことばかりがわたしをせめるんじゃない
せめているわたしをとばせよう
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