あの夏の終わりに いつもの夏に 夏の終わりに 夏に 夏に/第2の地球
 
と・・・・
無慈悲で 
あの人には 検死が まっていて 
「お尻の穴まで しらべられちゃうんだって」と
きみは 哀しくて 泣いて
ぼくは 悔しくて 悔しくて いっしょうけんめい 泣いて

あれから
今年も なにもかも変わらずに そっと こっそりとひっそりと そっと
また おなじような 夏が来て いつもの夏が 気がついた頃には 
あの夏が いつもの夏が 終る 夏が 巡って 
ぼくらは たったの一度も でんわなんか したこともなかったくせに ろくに
それなのに でんわをして 
できるだけ そっと 
夏を 辿る 
ぼくらは
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