やさしいうたはうたえない/しゅう
 
老人介護の
問題提起は
現代社会の
人間関係の
希薄さを
我々全員に突きつけています。

地域の
福祉は
善意の
奉仕によって
まかなわれるものの
やはり
現代社会の人間関係の希薄さ、からは逃れられません。

そこで
青少年の老人介護のガイドライン
をここに策定し
十代前半、学なりがたし
六十代でも迷いっぱなし
世代を越えて二つの世界
前途洋々、ようよう来たのう
迎えてくれるに違いない
めでたしめでたし、芽も出たし
あとは野となれ山となれというわけです。

ただし
不特定多数の青少年と
不特定多数のボケ老人
不特定多数と不特定多数を足すこと
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