君日和/哀詩
君、っていう陽だまりの中で僕は ひなたぼっこ。
スイカ を食べて、 タネの 飛ばしっこ。
蚊に刺されて、 二人で蚊に喧嘩を売ろう。
風鈴の 音 にあわせてからだを揺らせば ほら、
花火が きれいな 顔で 微笑むの。
冷凍庫を空っぽにして、水を入れるの。
線香花火が終わる頃には、 氷のできあがり。
頑張ってこなごなにしようね。
僕は いちご にしようかな。
君は れもん が好きなんだよね。
この暑い日差しのもとでも、
そーやってさ、 二人なら乗り切れるんだね。
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