ある日、ベットにて。/
三条
思ってる。
私たちが高い高いお金払って食べてる牛肉は実は彼らにとって、安い豚肉にも劣るクズかもしれないよ。
ワインも、水道水より価値がないかもしれない。
そんな滑稽な私たちを見て、博士は笑ってるんだ。
どう?
ねぇ、それでも幸せの形ってひとつかなぁ。
ワインも牛肉も美人も、価値を失ったら、幸せの形も変わるのかな。
ねぇ、わたしの価値も変わるのかな。
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