白い一日/
まどろむ海月
のか
もうどうでもよくなって
こんなふうに生まれかわれるなら
死んでしまうのもいいかな
なんて
そんなことを
想ったのが
いけなかったかと
それぐらいしか
思い浮かばない
そろそろ
はずしたほうがいい
風鈴のように
揺れている自分から
遠ざかり
あてもない旅の
白い起伏を
さまよって
います
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