SKYBUS.../やまぐちふぢ子
 
蒼の天蓋
と、


切り取られた
過ぎ逝く季節の空気は、


きっと
黄金色。



その一瞬、


愛おしい白い星砂のよう、





笑みだけが止まって、




メトロノームみたい


哀しいくらい永遠




震えるの、


そっとマッチ箱の中。
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