マヨネーズ・シッコ/ピッピ
 

『シッコ』だってゲラゲラおもしろーい訃報を伝える手紙も増える


ロボットだから、といじめ続けていたら死んでしまって学会大騒ぎ


1m50のバーを跳び越えてそのまま自分のベンチに戻る


日本人の歌う英語の歌詞はいつも生き急いでいる」と高所恐怖症が言う


短歌はいつだってこういう役回りだ、ミュージック・ホールでは観客も主役なのか?


交じり合わない比喩に水と油って君たちはマヨネーズに土下座


そうだよね、また逢えるよね さよならの「さ」と「よ」と「な」と「ら」が聞こえなかった



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