涙が流れて色になる/ぽえむ君
 
涙が流れて色になる

どんなことであれ
何か一つのことができるまで
寒くて凍えそうになっても
暑くて動けなくなりかけても
泣くことを我慢して
ようやく成し遂げる
その時になって
自然とこぼれてゆくその涙が
色となって心に残る
それを涙色という

涙色に染まったその心は
弱々しいものではなく
昨日の努力を糧にして
今日を精一杯に生き
明日を奮い立たせてゆく

涙が流れて色になる
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