DIVA/
小川 葉
歌声は必然となり予知した
扉を開けると歴史があった
かのような感性が
刻まれるたくさんの歓声
生き様が時間と場所の
一致へと導かれ
喜びと悲しみあるいは
理解しえない感覚さえ
意味を待たずに循環している
光が目の前の川をただ
この今だけを照らしていた
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