なみ/玉兎
 


なみを
こえてゆくのよ
もっと

あなたが
なにを
おもっていようとも

なみを
こえてゆくのだわ
もっと

わたしが
かんがえてる
ことなんて
きっと

にぎられた
ひとしずくで
ながれてゆく

わたしの
いみのかちが
わたしを
わらって

あなたが
こえた
なみに

わたしは
きっと
のれない


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