ワールドエンド/ゆうさく
 
いるころ
言葉であそぶ

ブチギレ神様
別の惑星を作ったのに
詩人が何故だか
早く死んでくれない
人々は夕焼けを食べて
幸せそうに
くだばってゆく

あまりに美しすぎて
僕は無我夢中で
言葉を出産する


蝉の宴はやまない、
詩詩詩詩詩


上を見上げたら
紅(くれない)に飲み込まれる、空
一部分ぽつんと
独りぼっち、群青

そろそろおしまいどき
夕闇が連鎖していく
時々、群青

崩れた笑顔で、僕は
世界の終わりに
溶けてゆく
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