ワールドエンド/
ゆうさく
いるころ
言葉であそぶ
ブチギレ神様
別の惑星を作ったのに
詩人が何故だか
早く死んでくれない
人々は夕焼けを食べて
幸せそうに
くだばってゆく
あまりに美しすぎて
僕は無我夢中で
言葉を出産する
蝉の宴はやまない、
詩詩詩詩詩
上を見上げたら
紅(くれない)に飲み込まれる、空
一部分ぽつんと
独りぼっち、群青
そろそろおしまいどき
夕闇が連鎖していく
時々、群青
崩れた笑顔で、僕は
世界の終わりに
溶けてゆく
戻る
編
削
Point
(5)