cold pray/やまぐちふぢ子
 
共鳴する旋律、。

の奥に
ある恍惚を。



響きあう、絡みあう、

交錯する無数の意識と、
交感する無数の言葉と、


交わらない、雑じわらない、

平行する身体、
と並行する軌跡とで。



いつまでも、その始りも
終りも、

予感してはだめ、


いつの間にか共鳴するのだから、
止めるのも、、。



せめて、今日みたいに空気が痺れているあいだは、

このResonanceの渦の向こう側で。


ゆらゆら、ふらふら、ぐるぐる、の冷たい熱狂を、

掴んで。
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