ゼロの射程/狩心
カツと階段を上る! 全ての電車は人身事故で止まったままだ
ピピー!
誰かが死んだらしい サッカーの
タイムアップの音と共に 日本代表は決定力不足で試合に勝てない
それは他人か
それともおれ達自身か そうか
カラスの鳴き声が聞こえて おれの頭上に小石を落とした
めるへん 見たままで 起きたのは昼の12時だった
12ヘックス
そこに戻ろうとした世界が広がっていた
東京特許許可局 少し外れた田舎とも都会とも癒えない場所で
異空間大作戦が ジョン・F・ケネディ暗殺と共に
大きく口を開いていた! 蟹股のルーズソックス ありがとう!
引きこもり ガバガバする音と
流れる汗 流れ
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