未来/瓜田タカヤ
遺書を書いたインクが精神で飛び散るから
それのみで認識できる地平線にまで
乾いた吐瀉物、虫のように
フーアーユー?這いずった
15年前だろうかアスパム近くのテレクラで
処女の娘と会ったな
「俺でいいの?」って聞いたら「ウン」て。若くてカワイイ娘
好きな男の名前を口にして抱かれてた
未来、死の先にあるモノ
夜の海辺のラブホテル 満室の 暗闇で探る乳房の温もり
見たい、死の先にあるモノ
止まらない日々スロットマシーン 血を飲めば自由 空中で藻掻く自由な燕
ハガネの金槌とアイスピック握りしめ
路地裏に隠れてひたすら朝を待った
子供の曖昧な匂いとコントラストの強すぎ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)