友からのメール/まどろむ海月
 

 光を食べて生きている

きみは光のエルフだから
さし伸べる腕(かいな)の
やさしさを信じてほしい



 「ソロモンの財宝を尽くしても
  野に咲く一輪の花の美しさにかなわない」

 「明日のことをわずらうことなかれ
  一日の労苦は一日にて充てり」



君の足もとには
いつも金銀宝玉が見つかったね
真実はおさな子のころより
君とともにあった



君の故郷は
夏星の国
花の冠を被り
丸い輪になり踊る
妖精達の笑みは
いつも君を
包んでいるのだよ











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