友からのメール/まどろむ海月
 
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  ? 友からのメール



風の切片のように
舞いこんだ
友からのメール


あの里山の木々のように
川面の細波のように
やわらかな光る雲のように
夏の匂ひに満ちて
私を癒すことば


揺れる夕月のように
透明に微笑みながら
ふるさとの君は
いつも
君らしいんだね




気まぐれに届く君のメール
何度も何度も
繰り返し読んでは
目を閉じる
私です





                



  ? 光の子らに



揺らめく光の海に
永遠の朝は微笑む

 全ての存在は
 
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