友からのメール/
まどろむ海月
{引用=
? 友からのメール
風の切片のように
舞いこんだ
友からのメール
あの里山の木々のように
川面の細波のように
やわらかな光る雲のように
夏の匂ひに満ちて
私を癒すことば
揺れる夕月のように
透明に微笑みながら
ふるさとの君は
いつも
君らしいんだね
気まぐれに届く君のメール
何度も何度も
繰り返し読んでは
目を閉じる
私です
? 光の子らに
揺らめく光の海に
永遠の朝は微笑む
全ての存在は
[
次のページ
]
戻る
編
削
Point
(5)