時の晩餐会/
kuria
壊したければ壊せばいい
時を刻む鳩時計に
僕は呟きながら近づく
時の流れは悠久の中に
そう感じたって
僕の時間は秒刻み
いっそ耳を削いでしまおうか
時の流れを数字が教える
時の流れに数字が踊る
有限、無限
いつも静謐
自意識過剰
そんな彼女を僕は見守る
僕は彼女を殴りつけた
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