道/秋桜
 
風誘うこの道で
ひとり ポツンと
立っている
 
 
耳元を過ぎていく
風は サラサラと
流れていく
 
 
前をゆく背中に
ひとり ズシリと
重みを感じた
 
 
 
追いつきたくて
急ぎ 駆ければ
耳元で
 
 


(誰かが
 
 
囁いた
 
 

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