無題/瀬冬翼流
 

 薄い青色のYシャツは

 まだ 皺も付いてなくて

 近いのか 遠いのか

 距離を図る事さえも出来なくて


 それでもあなたの背中の温かさだけ

 何となくわかっている


 多分それは 私が想う分
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