おっぱいパブ/YASU
音楽に合わせて
次から次へと女が変わり
ベルトコンベアーに乗せられた
未完成な商品の如き「おっぱい」を
触っては次
突っついては次
揉んでは次
と事務的に「おっぱい」は流れ
どれもこれも
「おっぱい」は若く
パンパンと張りがあるが
所詮 どのおっぱいも空っぽで
プチンと針を刺せば
虚しい風船のように空を飛んでいく
そんなただただ
「おっぱい」と言うだけの「おっぱいだ」
例えば それぞれにしゃぶりつけば
「おっぱい」は「おっぱい」の味はするだろうが
ああ「おっぱい」だねと言うだけの「おっぱい」で
だからどうしたのだ？
と問えば
『おっさんなに
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