七匹目の子山羊へ
七匹目の子山羊たちへ/焼石二水
透明度が過ぎて
玉手箱の中は
隠れる場所もありません、。腹に
石を抱えて落ちて果てたり
ふつうに話をしたりする
どちらの隙間も
「締め切り」
の
例えばここは日本です
*
柱時計の
振り子の下から見上げる空は
今どんな色ですか?」
私の姿よりも))
怖くはないですか?」/世界が
この夕暮れに百年を巻取って行く
誰の声もしない」と、耳を臥せ
震えている、。あなたと
とても
普通の話しがしたくて
両手を広げて挨拶したら
裏切り者だと、また
指を指された
、。そう、その話を))))
私はしたいのです
この黒い手の話を
この
枯れた声でも
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