【夏草や】/つむじまがり
 
刻々と近づく夏の気配に

気付かない振りをして

気持ちのいい夜を迎えれば

金曜日であるかのような

月曜日の月がそこにいる

久しぶりに現実を現実として受け止めて こう思う

「わるくない」

あなたが同じように同じ月を

見ていなかったとしても





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