「正しい事・間違っていない事」〜ドラマ「わたしたちの教科書」から〜/北乃ゆき
ラだ。
★ところが、第5話で加地は急に態度を変える。1つは明日香をいじめていたのでは?と疑っていた自分のクラスの生徒に「先生は僕達が明日香さんを殺したと思っている。だからクラス全員が先生を嫌っている」と言われた事。加地はこの言葉を聞いて呆然とする。明日香の死に拘るあまり、いじめがあったかどうかも解らないのに生きている生徒を疑い心を傷つけた事を悔いたのだ。隠匿する学校の代表者だと思っていた雨木副校長が実は明日香の墓に明日香の好きな花を供えた人物である事を知り、自分が思っていたような冷たい人物でないと知った事。つまり自分が明日香の自殺の真相を突き止めようと「悪」と思っていた人達の姿が「悪」では
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)