新しい自分がそこにある/
ぽえむ君
苦しいとき
なぜか
いつも上り坂があった
何でこんなときにと
腹が立ったけれど
その坂を上らなければ
目的の場所には行けないので
上るしかなかった
上り始めると
思っていたよりは苦しくなく
坂の半分くらいまでは
平らな道と変わりない
さすがにその後は
苦しいけれど
ほんの少しの我慢だけ
上り終わって振り返る
自分の抱えている問題を
克服したみたいで
どこかすがすがしい
新しい自分がそこにある
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