詩で女性を口説くためのマーケティング論/いとう
 
●自分の願望を詩にしない

作中の女性を自分の願望(あるいは妄想)に忠実に動かすのは禁物。
女性は、なんかよくわかんないけど、
そういうのを匂いで感じ取ります。そして嫌がります。
あたりまえですが、男性の願望充足の道具にされるのを嫌がるので、
女性がそのように扱われている作品はマイナスポイントとなります。


●シチュエーションを細かく

女性は概してシチュエーション萌えです。
細かなシチュエーションほど萌えるようです。


●作中の話者を女性にしない

してはいけないというより、上級テクです。
慣れない人はほとんどの場合自爆するのでやめたほうがいいです。


以上、テキトーに書いてみましたが、結局のところ、
詩で口説けるかどうかってのは、
詩の資質以前に、その人の資質に負うところが大きいです。
どのような詩を書いても、その詩には、
作者がどのように生きてきたかが入り込みます。
そしてそれはもちろん、見透かされます。
ま、頑張ってください(笑)。



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