「しゅき」の記憶/umineko
 
以前、「しゅき」っていう作品を書いたことがある。

  *  *  *  *

 「しゅき」

   あなたの胸に頬をあずけ
   うっとりと夢見心地で
   すき、って言おうとしたんだよ

   するとなんだか可笑しくなって
   よだれがこぼれそうになり
   あわてて口をついた 言葉は

   しゅき

   ああ
   しゅき
   これなら照れないで
   何度でも言える

   しゅき
   しゅきだよ
   大しゅき

   ごめん
   重症だ


  *  *  *  *

自分ではかなり気に入っていて、(これは気合い
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