受難/
yoyo
背中に刻んだ十字架を
背負って歩くいばら道
力の限り握り締め
噴出す血さえ
気にせずに
陽光ははるか彼方にあるものと
自信に満ちて進むけど
神は見えない手を差し伸べて
刺さったとげを抜いてった
たおやかな風ふうっと吹いて
歪んだ粒子消えてゆく
ほろりほろりと月夜に泣いた
汝がために生きるかと
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