両面キューブ/零椅
 
 責められた
 ぼくは何も
 言えないよ

        最初にであったのは
        いつだったのだろう
        隣りにいた気がする
        気付いた瞬間の反応
        暖まる空気うたたか
        仰いでも浮かばない


   君は好きだな
   純粋に尊敬だ
   真似できない
   そんな戯言を      なぜ怖いのだろう
               あたたかいは日常
               安心する空気清浄
               必要性はないのに
               ぼくは怯えている

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