そう、きっと。/
灯和
わたしの書く詩に
あなたは似合わない
わたしの髪もついさっき
栞に代わって役目を果たす
ゆるさないでいて
わたしは"ことば"を
選ぶことを忘れていたのだから
わたしの髪はついさっき
あなたによって切り落とされた
そう、だからこそ、
わたしの書く詩に
あなたは似合わない 、
のです。
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