みなしご/yoyo
 
自由の森に放たれて

あたしは一人寝る

愛撫をして 抱きしめて

叫んでも

野はやんでいる

草木がざわめくけれど

あたしは一人寝る

にぎりしめて 抱き寄せて

こぼしても

(どうして困難を)

空は曇天のまま

−−−遠くに行けない

幸運をもたらす愛

求めても 求めても

深いため息がでるけれど

あたしは一人寝る

どうして逝ってしまったの−−−

夜に朝に
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