言葉のアルバム/ぽえむ君
 
自分の中にある
忘れてしまっていた
言葉のアルバムを
ふと開いてみる

何でもなかったことを
こんな言葉で表したのかと
苦笑いしながらも
あのときの自分には
その言葉が似合っていた
今では
遠い言葉になってしまったけれど

時に気つかず
アルバムをめくっていると
いつの間にか
言葉はアルバムを
はみ出していた
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