言葉のアルバム/
ぽえむ君
自分の中にある
忘れてしまっていた
言葉のアルバムを
ふと開いてみる
何でもなかったことを
こんな言葉で表したのかと
苦笑いしながらも
あのときの自分には
その言葉が似合っていた
今では
遠い言葉になってしまったけれど
時に気つかず
アルバムをめくっていると
いつの間にか
言葉はアルバムを
はみ出していた
戻る
編
削
Point
(18)