【親友の恋人略奪事件】/
クローバー
ンカチに包んだ
とりあえず、嘘のあった場所にチョークで床に印をつけるため屈むと
目の前に二つのミイラ
僕は情が朽ちた甘ったるい臭いで吐き気を催す。
(窓を開けよう)
彼らは、男のミイラが女の頭を胸に抱え、撫でているような格好であり
女のミイラは身体を丸めて、男の腕に包まれていた
その姿はまるで男のほうが女をあやしているかのようであった。
「さて、と。
おい、誰か僕に手錠をかけてくれ。」
戻る
編
削
Point
(2)