・夢幻・/
はち
あぁしたい
こおしたい
ダダをこねる僕を
下から僕は見つめていた
手を伸ばすと
冷たい
土の匂いがした
全てがもどかしくて
そう
もがけばもがくほど
崩れ行く土のように
全部消えていくんだ
夢
幻
手を伸ばすと
気づくんだ
気づきたくなんてないのに
目の前にあると信じていたかったのに
手を伸ばして
知ってしまった
夢幻の現実
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