光纏う絶景/
P.B.
あなたに揺れる夏色の午後
ふざけた軌道を描きながら
私の魂は
花々の嬌声を背景に
太陽の花へと墜落する
真実は一つであるはずないのに
私は眼前の現実が
唯一つの真実であると連呼する
そして再びあなたに揺れる
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