触れた指先に/Sky
 
西に沈みかけた
まぁるい太陽を見あげながら
少しだけ 遠回りする 帰り道

並んで歩く彼の
その手にかすかに触れた時
胸の鼓動が高鳴った

でも
どこまで行っても繋ぐことはない
このままの距離で

想いが先に
走り出してしまわないよう
わざと話をはぐらかした

次はいつ逢える?
なんて 約束はしない

また逢いたいのって
言いたいけど でも

ずっとこのまま 
友達のまま
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