乾杯/おるふぇ
も
世界への愛も
どうして背信へと
変わってしまったの
みんなそうなの
誰が悪いの
よくわからないよ
僕は誰の奴隷にもならない
ぬめりとした血液が静寂の器官を流れる
鉄の味がする血液が僕の身体の隅々を流れる
進化と繁栄を望む遺伝子は
より強き者、より適応したものがのさばり易くできている
不調和、足並みは乱れ、競争の網の目から溢れた者もいる
死ぬまでの孤独を愛でくるむ
そこの可愛いお姉さん
一緒にドーナツ食べよう
金ならば、
信じられるだろう
君と汚れていきたい
もっと綺麗に汚れたい
この詩のように不様な愛を
財布の中に忍ばせて
君の肉体の魅力にに取り憑かれ、死にもの狂いで生きていきたい
苺の君よ、
お茶でもしようね
君の生まれた世界と
真面目に生きる僕たちに
乾杯!
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