君の街から/はじめ
未練があるのだ ?君の街?に亡くなった方達の思い出が集積するという不思議な現象が?君の街?にはある) 「村上春樹」の『世界の終わり』の僕から採取された時間が経った?世界の終わり? が僕の影響で進化し流れ着いた壁が?君の街?で囲っていて 死者達は思い出で心を暖める為に思い出を探しに彷徨い続ける 誰一人としていなかった?君の街?が僕の勧めによって少しずつ住民が増えてきている
僕はいつも猛吹雪のこの街より向こうの世界やあちらの世界を見てみたいと思う しかし電車は死者の為にあって 生きている僕は乗ることができない 吹雪の景色からぼんやりと向こうの世界やあちらの世界を見ることができる そこには?生きてい
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